Sunday, January 10, 2016

Paper Moon

今日は映画の紹介です。

1973年、ピーター・ボグダノヴィッチ監督のアメリカ映画「Paper Moon」です。

聖書を販売する詐欺師の男と母親を交通事故で亡くした9歳の少女の交流をコミカル

だけどシンプルで深みのあるロードムービーです。










1935年の大恐慌時代アメリカ中西部の雰囲気を演出するためのモノクロ撮影も良いです。

アディ役の少女テータム・オニールはこの作品で史上最年少で助演女優賞を受賞しており

共演している詐欺師役のライアン・オニールの娘です。実際の親子が映画の中では偽り

の親子の役を演じているのもおもしろいです。

登場人物のキャラクター設定も音楽も素晴らしいので是非御覧下さい。









       roma     道又 貴之