Thursday, December 8, 2016

BARTON FINK

 今回は映画の紹介です。

1991年 コーエン兄弟が脚本・監督の「BARTON FINK」です。

1940年代、脚本家バートン・フィンクがハリウッドの映画会社

に招かれ、低予算のレスリング映画の製作依頼を受けるところ

から物語が始まります。

安いホテルに閉じこもり脚本に取り組むが、作業が進まず行き

詰まり孤独に陥る。アドバスを求め尊敬する作家の元を訪ねる

が酒浸りでその才能は枯渇していた、、、。





















コーエン兄弟自身が脚本家であることから、製作に苦しむ

作家のスランプを描いた映画かと思いきや斬新な映像表現や

現実と妄想の交錯、哲学的な要素も含まれ一言では表せません。

(調べたところによると、旧約聖書の要素も含まれている)

コーエン兄弟の作品で一番好きな作品です。個人の視点で語り

すぎると偏った説明になってしまう作品だと思うので、まだ

観てない方は機会がありましたら是非御覧下さい。







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       roma     道又 貴之