1991年 コーエン兄弟が脚本・監督の「BARTON FINK」です。
1940年代、脚本家バートン・フィンクがハリウッドの映画会社
に招かれ、低予算のレスリング映画の製作依頼を受けるところ
から物語が始まります。
安いホテルに閉じこもり脚本に取り組むが、作業が進まず行き
詰まり孤独に陥る。アドバスを求め尊敬する作家の元を訪ねる
が酒浸りでその才能は枯渇していた、、、。
作家のスランプを描いた映画かと思いきや斬新な映像表現や
現実と妄想の交錯、哲学的な要素も含まれ一言では表せません。
(調べたところによると、旧約聖書の要素も含まれている)
コーエン兄弟の作品で一番好きな作品です。個人の視点で語り
すぎると偏った説明になってしまう作品だと思うので、まだ
観てない方は機会がありましたら是非御覧下さい。
http://romahair.com
roma 道又 貴之